民法が大事にしている価値、よく出る用語について説明します!

労務・法務

いろいろな法律の中で、最も基本的かつ重要な法律と言われているのが「民法」

私生活でも、ビジネスでもかかわってくる法律ですが、いざ民法の勉強をしていると躓くのが用語の意味。

今回は、民法が大事にしている価値が何なのか、そして、民法の中で「よく出る」用語について説明して、法律解釈の手助けになるように説明します!

民法が大事にしている価値

民法とは、私人間の権利や義務の関係性をまとめた基本的な法律です。

そして、民法が大事にしている価値は

「その人の意思を大事にすること」と「取引などがスムーズに行われること」です。

そして、時によってその二つの価値のバランスをとっていることも重要です。

ここを押さえて学習するようにしましょう。

法律用語の意味

「~みなす」

誰が何と言っても、そういうものとして取り扱う

意思能力

自分の行為の結果を判断する能力

無効

始めから効力を生じないこと

取り消し

いったんは成立するが、取り消されることにより最初から効力がない(無効)状態になること。

「ただし、~はこの限りでない」

「そうはいっても~は別です」

追認

「まぁ、いいでしょう」と後から認めること

対抗する

相手に対し主張を通す

準用する

本来の対象ではないが、似た対象なので、その規定を当てはめる

悪意、善意

事業を知っている、事情を知らない

任意規定

お互いが決めごとをしていない場合には、「そういうことにしましょう」とお互いの意思を補うような規定→公の秩序に関しない規定といえる

強行規定

お互いが決めごとをしても破れない(守らなければならない)ルール→公の秩序に関する規定といえる

法律行為

意思に基づいて、法律効果(権利、義務など)を発生させようとする行為

過失がある

事情を知っている、事情を知ることができた

ビジネスでも大事な民法の勉強をしよう!

ビジネスにおいて、知っていると言葉に説得力が増すのが法律です。

法律を駆使して、生活をより豊かなものにしていきましょう!

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