良い死亡保険の定義は?

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皆さんこんにちは。鹿児島の税理士の引地です。

今回は、最近保険会社の方とお知り合いになって、良い死亡保険の定義を聞きましたので、そちらの定義をお話していきたいと思います。

私自身は、子供ができてから保険に入ろうかな~、と漠然と考えているのですが、今回お話を聞きまして大変勉強になりましたし、自分の中で整理がついておかないと他の人にお話しできないので、今回ある程度整理がついたのでよかったです。

それでは内容を見ていきましょう。

死亡保険は大きく分けてこの三つ

死亡保険って複雑ですよね。分かります。ただ、世の中にある生命保険はいろいろな種類がありますが、おおきく分けてこの3つしかありません。

・定期保険

・養老保険

・終身保険

さまざまな死亡保険の保険内容はあれど、この3つに区分されます。若しくは、この3つの組み合わせです。

この3つの保険の特徴としては、

定期保険
 ⇒一定期間内に死亡した場合に保険金が降りるタイプの保険。掛け捨てで、途中解約した場合の返戻金(解約返戻金)が基本ありません。掛け捨ての分、保険料が養老保険、終身保険に比べてだいぶ安いです。

養老保険
 ⇒一定期間内に死亡した場合、若しくは、保険期間終了後に生存していた場合には死亡保険金と同額の保険金が降りるタイプの保険。一定期間内の死亡を保障して、生存していた場合には老後の生活資金にするイメージ。老後の生活資金を貯蓄している感じでもあるので解約返戻金があります。

終身保険
 ⇒何歳であろうがかかわらず、死亡した場合には保険金が降りるタイプの保険。一生涯保証する。保険期間の満期がなく、貯蓄性があるため解約返戻金があります。

という特徴があります。

イメージがつきにくいのが終身保険ですが、ご自身の葬儀費用くらいは、終身保険をかけておこう、という考えで入られる方が多いと思います。

良い死亡保険の定義とは?

ざっと説明したところで、その方の定義する良い死亡保険というのは、

①保険料が変わらないこと

②一生涯保証されていること

というご説明を受けました。

というのも、この方が最初に入った保険が、いわゆる更新型の定期保険特約付終身保険で、一生涯保証されていると思ったのに、60歳になったら、葬式費用ぐらいの保険しかないのに、後で気づいて、こんなはずじゃなかった、という経験をされたからだそうです。

この更新型の定期保険特約付終身保険というのは、終身保険金と、定期保険金がミックスしたような保険で、定期保険については、更新型とあるように、一定期間が過ぎたら、再度入りなおすような保険です。言わば20歳で掛け始めたとしても、30歳で更新となったら、30歳で入った場合の保険料率が適用され、40歳で更新なったら、40歳で入ったときの保険料率が適用される保険になります。当然、30歳で入るのと、40歳で入るのとでは死亡率が違うので、更新するごとに保険料が上がっていきます。

自分が申し込んだときは、一生涯保証されていると思ったのに・・・

解約返戻金があると思ったのに少なくて、老後の資金どうしよう…といったことになりかねないですね。

そういった経験もあって、良い保険の定義を上記のように仰っていました。

保険会社さんとのコミュニケーションが必要

上記のようなことにもなりかねないので、老後いくら資金が必要なのか?いくら保障があったらいいのか?といったライフスパンを保険会社さんと綿密に話し合うことが必要であると感じました。

引地税理士
引地税理士

個人的には、貯蓄というよりは、私が亡くなったら困る時期に亡くなったら

大変なので、そこの保障は必要かな~と思いました。

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