よし！開業しよう！と思い立った時に、まず必要なのはお金ですよね。
でもあんまり手元にないっ…（涙） ってときに、必要となってくるのが融資。
開業資金はどこから借りた方がいいのか？わたしの今までの経験からお答えします。
まずは、どこから借りる？
まず、第一に検討すべきは、日本政策金公庫（以下、国金）からの融資でしょう。
７年間、税理士事務所に勤務してきて、さまざまな会社の融資状況を見ていますが、国金の利率が一番低いと感じます。
また、担保は基本的に必要がありません。
しかも、申請から一か月程度で入金されることが多かったように思います。
おそらく、政府系金融機関ということで、営利を目的とする団体ではない、というところがあるのかもしれません。
通常必要資金（借りたい金額）の１／２の自己資金を準備する必要があります。
そういう意味では、商工中金も政府系の金融機関に該当しますが、こちらで創業融資の制度が見当たらないため、まずは国金から申し込んだ方がよいでしょう。
次に、どこから借りる？
最初の国金の融資から、しばらく返済の実績を作って（１／２ないしは、１／３以上）からでしたら、国金からの追加融資を受けれる可能性があります。
しかし、それよりも早く融資を受けたい場合は、信用金庫から融資を受けた方がいいでしょう。
おそらく、社歴、実績のない会社については、信用保証協会の保証付きで信用金庫から借り入れをすることになると思います。
信用保証協会とは、いざ借主が返済できなくなったときに、金融機関に立て替えて支払ってくれる公的機関です。
ただ、この保証協会付きの融資を行けようと思ったら、通常の融資にプラスして、信用保証料を追加で払う必要があるので注意が必用です。
信用金庫をお勧めするのは、やはり、小規模な会社を対象にしているというイメージが強いからです。
地銀に比べると、経営者の相談に親身にのってくれるというイメージが強いです。あくまで私が今までお会いした担当者のイメージですが…。
ただ、利率は安くはないと思います。これは第一地銀、第二地銀といわれる金融機関と比較しても、です。
さあ、まずは国金へ！
まずは、国金で融資の申し込みをして、その融資資金を信用金庫に入金させて、その信用金庫の通帳で事業資金のやりくりをするのが、ベストでしょう。
信用金庫内で取引実績を作っておくことによって、金融機関が融資の際気にする、見せ金（自己資金じゃないのにあるように見せること）防止にもつながりますので、そういう流れがベストだと思います！
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